スマホはさまざまなアプリをインストールしますが、その中には明らかに怪しいアプリも存在しています。
悪意のあるアプリ(偽アプリ)がGoogleの公式ストアアプリで配信されている場合、セキュリティソフトで被害を防ぐことはできるのでしょうか?
悪意のあるアプリ(偽アプリなど)をセキュリティソフトで防げるのか?

結論から言えば、セキュリティソフトで悪意のあるアプリ(偽アプリなど)は高確率で防ぐことができます。
- 最新のAndroidマルウェア攻撃に対するリアルタイムの保護: 検出率100%
- 過去4週間に発見された広範なAndroidマルウェアの検出: 検出率100%
という結果がAV-TESTでは出ています。
参照元:https://www.av-test.org/en/antivirus/mobile-devices/android/may-2021/trend-micro-mobile-security-12.5-213317/
ウイルスバスターなどのセキュリティソフトは、悪意のある動作パターンによって検知を行うため、仮に今回のテストに含まれていない不正アプリで出てきても多くは検知可能と考えられます。
スマホにセキュリティソフトはインストールした方がよいのか?
以前からスマホにセキュリティソフトは不要論というのはありますが、私はインストールしておいた方が無難と考える派です。
悪質なアプリを入れなきゃいいんじゃない?
というのは真実なのですが、実際のところアプリを入れる際のメッセージってみんな理解してます?
例えば、電話帳、カメラ、写真、マイクなどへのアクセス許可のメッセージが表示されることが多いのですが、あんまり意識せずに許可していることが多いのでは?
実は、悪質なアプリが動作できる原因はユーザーが無自覚に作っています。
悪質なアプリをインストールするだけならまだしも、権限の確認メッセージが表示されたものを、むやみに許可することで、活動する権限まで与えてしまっているのです。
「怪しいアプリは入れないし、ちゃんとメッセージを確認している」
という人は不要だと思います。
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