今や当然となってきたホームセキュリティ。
あなたはホームセキュリティを導入していますか?
もし、導入していないのであれば真剣に考えた方がよいですよ。
空き巣の件数

空き巣の件数は、平成15年から減少していて、令和2年は4万4,093件で18年連続で減少しています。
このうち住宅を対象とした侵入窃盗は、平成16年から減少していて、令和2年は2万1,030件と減少しています。
でも、この件数を一日当たりで割ると、一日約58件発生していて、多くの住宅が被害に遭っていることがわかります。
空き巣の恐ろしさは金品の窃盗ではない!
空き巣に入られると、金品を持って行かれて金銭的な被害に遭います。
でも、空き巣の本当の怖さは金品を取られることではないのです。
空き巣の本当の怖さは、その場に住人が居合わせることによる殺人などの被害です。
これを「侵入強盗に伴う身体犯」などと言いますが、具体的には強盗殺人・致死、強盗傷人、強盗強姦などです。
ちなみに、この「侵入強盗に伴う身体犯」は増加しています。
ホームセキュリティで防衛する
そのようなことがないようにするため、ホームセキュリティを導入している家庭が多いわけです。
マンションだとマンション自体のセキュリティがあるため、個人で導入をする必要がない場合もありますが、古いマンションや一戸建ての場合は、ホームセキュリティへの加入はほぼ必須でしょう。
特に一戸建ては危険なのです。
一戸建ては侵入窃盗の発生率が高い
侵入窃盗では、一戸建て住宅が42.5%と最も多い割合となり、一戸建て住宅は狙われやすいということがデータからもわかっています。
その、侵入経路としては、窓からの侵入が一番多いです。
空き巣というと、ガラスを割って侵入する“ガラス破り”の印象が強いですが、忍び込みや住人の在宅中に侵入して行われる窃盗の侵入手段としては、窓やドアの鍵のかけ忘れによる侵入が多いのです。
おっとここでお気づきかもしれませんが、住人がいても窃盗に入る犯罪者はいるのです。
留守をする際にはドアや窓の施錠をすることは当たり前だと思いますが、家にいる時でも施錠は大切なんです。
住人がいることが分かれば窃盗に入ることを止めてくれる犯罪者であればまだしも、住人がいるにも関わらず窃盗に入るということは、「見つかっても構わない」くらいのことを考えている犯罪者ということになります。
これは、結構怖いことです。
ホームセキュリティは何を導入すれば良い?
最近はホームセキュリティと言っても様々なタイプのものが販売されています。
それでも、おすすめするのはセコムなどの大手のシステムです。
理由は、犯罪に対しての情報網がしっかりしているため。
犯罪に関する情報は当然警察が一番多く持っていると思いますが、実際のところ全ての事件が警察に届けられているわけではありません。
でも、セコムなどの大手のセキュリティ会社には、多くの情報が寄せられることになります。
多くの情報が寄せられる=新たな犯罪などにもいち早く対策できる
ということにもなりますし、様々なサービスも充実しています。
また、犯罪被害に対する補償がついていたりと、万が一の時にも安心です。
それに駆けつけてくれるサービスがついているというのは、やっぱり大手の強みですし、安心につながりますよね。
ホームセキュリティの導入で迷っているのであれば、まずはセコムなどの大手のセキュリティ会社のプランを確認することをおすすめします。
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