接続は安全ではありません。この警告は、サイトが HTTPS に対応していない場合に表示されます

GoogleのChromeでウェブサイトを見ていると、以下のような警告メッセージが表示されることがあります。

<サイトのURL>への接続は安全ではありません。
この警告は、サイトが HTTPS に対応していない場合に表示されます。

今回はこのメッセージが表示される理由と対応方法についての内容です。

「接続は安全ではありません。この警告は、サイトが HTTPS に対応していない場合に表示されます」というエラーが表示される理由は、

アクセスしようとしているサイトがhttpsで接続することができない

からです。

まぁ、そのままなんですが、そのサイトがTLS/SSL対応していないために表示されているわけです。

このエラーはChrome 94のアップデートによるもの

Googleは2021年9月21日に「Chrome」をアップデートし、「Chrome 94」をリリースしました。

その、Chrome 94では、以前から予定されていた「HTTPS-First、Https-Only」モードがデスクトップ版およびAndroid版にオプション機能として実装されました。

これは「常に安全な接続を使用する」という機能で、http接続のWebサイトにアクセスすると自動的にHTTPSで接続（https:// としてアクセス）します。

ここで、httpsで接続できなかったサイトだと、冒頭の警告メッセージが画面全体に表示される仕組みです。

でも、この機能はChrome 94ではオプション機能なので、デフォルトでは有効になっていません。

そのため、Chrome94になっていても、このエラーに遭遇しない人もいます。

この機能を有効化するには、

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「セキュリティ」→「詳細設定」

にある

常に安全な接続を使用する
移動先を HTTPS にアップグレードし、HTTPS をサポートしていないサイトは読み込む前に警告を表示します

を有効化させる必要があります。

このように表示された場合の対応方法ですが、

サイトへアクセスをした人であれば、リスクを理解したうえで「サイトへ移動」をクリックすれば、サイトの閲覧ができます。

で、問題はこのようなエラーが表示されたと問い合わせを受けるサイト運営側です。

以前からTLS/SSL対応が必須と言われていましたが、いよいよという感じですね。

いい加減、https接続できるようにしなければならない時が来た、というわけです。