ロシアのハッカーが、今度はホワイトハウスをハッキングしたようです。
ホワイトハウスをハッキングしたロシアのハッカーとは?
そのハッキングは、全く無害に見える普通のメールからホワイトハウスのハッキングまで進めたようです。
ハッキングの内容としては、米大統領府のネットワークにハッカーが侵入したのですが、そのネットワークでやり取りしている情報は機密情報というわけではなかったようですが、慎重な扱いが求められる情報がやりとりされていたということ。
よって、他国の諜報機関にとっては当然価値の高い情報と言えます。
いったいどんな情報が漏れたのでしょうか。
犯人についてはある程度目星は付いているようでして、昨年、米国務省のメールシステムに侵入したハッカーがいたのですが、そのハッカーの仕業であろうことまでは突き止めいているようです。
でも、まだ捕まってませんが。
昨年11月から必死で追跡しているハッカーが、同じシステムを使ってホワイトハウスのネットワークに侵入したという話ならいいですが、なんと、このハッキングについてはアメリカの捜査当局としては、ロシア政府が関与しているとみている模様。
理由は、米国政府のシステムに仕掛けられたものとしては最も洗練されたサイバー攻撃の1つと分析していて、個人で行えるレベルではないという見解からのもののようです。
これは国家をかけたサイバー戦争かしら。
それじゃ、ハッカー一人が捕まったところでどうってことないですね。
とはいえ、ホワイトハウスからはそのようなコメントは出ていないようなので、どこまでほんとかわかりませんが。
でも、このハッキングの発端は国務省のメールアカウントを装ったスピアフィッシングメール(標的型攻撃メール)だったらしいんです。
標的型攻撃とは?
このスピアフィッシングメールは最近ホットでして、先日の米Sony Picturesの事件も、スピアフィッシングメールから始まったものだったといわれています。
米Sony Picturesの事件
関係者間での電子メール、従業員の個人情報、未公開の映画本編のコピーといった様々な情報の流出が起きたハッキング事件。
ソニー社長・平井一夫がSPE共同会長のエイミー・パスカルに対して、「The Interview」での金正恩の暗殺場面を「和らげる」ように指示していたことが明らかとなって話題になりました。
いろんな対策方法も出てきているので、特に企業の場合はソニーみたいなことにならないようにしっかり対策をしておきたいですね。
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