今回はWindows10に無料で搭載されているセキュリティ機能について説明するよ。
Windows 10ではMicrosoft純正ツールやOSに組み込まれた機能でウイルス等に対処できたりします。
Windows 10のセキュリティ対策に役立つ無料のツールや機能をご紹介します。
Windows 10無料で使える純正セキュリティ機能
Microsoftが「Windows 10」に組み込んでいるセキュリティ機能は、サイバー攻撃から保護する手段の一つになっています。
例えばセキュリティ機能の「Windows Defender」や、Microsoftが推奨するセキュリティ設定の適用を支援する「Security Compliance Toolkit」などです。
Windows10に組み込まれている、4つのセキュリティ機能について説明しますね。
Windows Defender Advanced Threat Protectionとは?
「Windows Defender」ウイルス対策は、スパイウェアやウイルスといったマルウェアから保護してくれます。
「Windows Defender Advanced Threat Protection」は監視・分析機能のセキュリティ機能です。
Microsoftはさまざまなデバイスからセキュリティに関連する情報を収集していて、それらの関連性を含めて分析することで、Windows 10のセキュリティを向上させています。
ファイルやWebブラウザのアクセス履歴をはじめとする多くのセキュリティデータを収集しています。
Windows Defender Exploit Guard
Windows Defenderの機能として、ホスト型侵入防止機能の「Windows Defender Exploit Guard」と、Windows 10の標準Webブラウザ「Microsoft Edge」向けのセキュリティ機能「Windows Defender Application Guard」があります。
Windows Defender Exploit Guardは攻撃される対象を絞り込んだり、フォルダへのアクセスを制限したりする機能を持っています。
Windows Defender Application Guard
Windows Defender Application Guardは、Web閲覧セッションを分離し、WebサイトやWebアプリなどに潜む脅威から保護してくれます。
信頼できるWebサイトをホワイトリスト化して、Webブラウザに設定することもできます。
Security Compliance Toolkit
Security Compliance Toolkitには、企業がWindows 10の設定をテスト、編集、保存するためのツールです。
IT担当者は、コンピュータやエンドユーザーの設定を一元管理する「グループポリシーオブジェクト」(GPO)を利用することができます。
また、Security Compliance Toolkitで、現在のセキュリティ設定と、MicrosoftがWindows 10向けに推奨している設定とを比較して、推奨設定を適用してセキュリティを向上させることもできます。
Microsoftの無料セキュリティツール活用法
Windows 10に適切なセキュリティ基準を設けたければ、「Microsoft Security Compliance Toolkit」を入手して、Microsoft推奨のセキュリティベースラインを活用すればOKです。
Windows 10セキュリティベースラインってなに?
Windows 10セキュリティベースラインとは、Microsoftが内外の専門家のフィードバックに基づいてベストプラクティスをまとめたものです。
IT担当者はこれを自社のWindows10に適用することでセキュリティを強化できます。
これを使えばIT担当者の時間と労力の節約にもなりますね。
Microsoftの十分な調査と的確な知識に裏付けられたものですが、無料で入手できるというのがすごいところです。
簡単にWindows10のセキュリティ機能を高めるためには
と、ここまでWindows10に標準で搭載されている無料のセキュリティ機能を紹介しましたが、やっぱり一般ユーザには敷居が高いかと。
もちろん、パソコンに詳しい人や好きな人はこういった機能を利用するのが良いと思いますが、普通は難しいですよね。
ということで、初心者でもOKというセキュリティソフトを活用するのが一番良いかな?というのが管理人の意見です。
以下のサイトでおすすめのセキュリティソフトをご紹介していますので、参考にしてくださいね。
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