IEやEdgeでサイトを閲覧しているとerror_internet_sec_cert_revokedというエラーメッセージが表示されることがあります。
今回はそのエラーメッセージが出る原因と対処方法についての内容です。
※最新版のEdgeでは、NET::ERR_CERT_REVOKEDというエラーメッセージが表示されるように仕様が変わっているようです。
ただし、エラーの内容としては同じなので読み替えてください。
error_internet_sec_cert_revokedの原因と対処方法について
Webサイトを閲覧していてこのエラーコードが表示されたら、まずそのサイトにはアクセスをしないほうが無難です。
このエラーコードの内容は
そのサイトで使われているSSL/TLS証明書が失効されている
というものです。
ちなみに、IE、Edgeの場合、いきなりこのメッセージが出ることはなく、まずは、
「このサイトは安全ではありません」
というメッセージが表示されて、その下の「詳細」や「詳細情報」というリンクをクリックすると、error_internet_sec_cert_revokedというエラーコードが表示される仕組みになっています。
※最新版のEdgeでは、表示のされかたが変わっています。
SSL/TLS証明書が失効されている、とはどういうことか？
SSL/TLS証明書が失効されている、と言われてもピンとこないと思いますが、失効される理由には様々なものがあります。
例えば、
- 誤って発行したSSL/TLS証明書だった
- SSL/TLS証明書が悪用された
- SSL/TLS証明書の秘密鍵が盗まれた
- SSL/TLS証明書の所有者が意図的に失効・破棄した
他にも理由はあると思いますが、大体上記な感じでしょう。
アクセスしたら本当に危ないのか？
で、実際アクセスしたら危ないのか？という問題ですが、このエラーが表示されるとそのサイトにはアクセスすることができません。
ブラウザ側で遮断してしまいアクセスができない状態になります。
実は、証明書が失効されている理由の大半は所有者が意図的に失効、破棄していることが多いのが実情です。
というのも、証明書を取得した後に情報の変更（例えば会社名など）が発生した場合は、失効してから新しく取得しなおさなければならないことがあるからです。
error_internet_sec_cert_revokedと表示されたらどうすれば良いのか
Webサイトを閲覧していて、error_internet_sec_cert_revokedというエラーに遭遇した場合は、そのサイトへのアクセスはとりあえずあきらめましょう。
どうしてもアクセスしなければならない場合は、サイトの運営会社へエラーが出ていることを伝え問い合わせるしかありません。
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