dlg_flags_sec_cert_date_invalidのエラーコードの原因と解決方法

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Windows10のInternet Explorer(以下IE)でインターネットを見ているとdlg_flags_sec_cert_date_invalidというエラーコードに遭遇することがあります。

今回はエラーコードが表示される原因と解決方法について簡潔に解説します。

dlg_flags_sec_cert_date_invalidのエラーコードの原因

IEでウェブサイトを見ていると

このサイトは安全ではありません

というメッセージが表示されることがあります。

そして、「詳細情報」をクリックするとエラーコードとして

DLG_FLAGS_SEC_CERT_DATE_INVALID

と表示されていることを確認できます。

このエラーコードの意味は、

そのWebサイトで使われているSSL/TLS証明書の有効期限が切れている

事を示しています。

IEの説明文には「まだ有効になっていない」とも書かれていますが、ほとんどこのケースはないでしょう。

なぜ、DLG_FLAGS_SEC_CERT_DATE_INVALIDと表示されてしまうのか

SSL/TLS証明書には有効期限が設定されています。

現在は最長でも15ヶ月、Let’s Encryptであれば3か月という有効期限の設定です。

サイトの管理者はこの有効期限を迎える前に、SSL/TLS証明書を更新して置き換えなければなりません。

これを忘れている場合などにこのエラーコードが表示されます。

DLG_FLAGS_SEC_CERT_DATE_INVALIDの解決方法

DLG_FLAGS_SEC_CERT_DATE_INVALIDを解決する方法は、サーバ管理者が有効期間が更新された証明書に置き換えるしかありません。

これは、サイトに訪問した人が出来ることではありません。

ただ、一つだけ確認しておかなければならないことがあります。

それは、パソコンの日付時刻の設定です。

これが狂っている場合は、証明書が有効期間内であっても、このエラーが出てしまいます。

パソコンの右下の日付時刻がずれていないかは念のため確認してみてください。

DLG_FLAGS_SEC_CERT_DATE_INVALIDが出てもページを見る方法

では、サイトの訪問者はこのサイトを見ることができないのかというと、実は以下の手順で見ることができます。

まず、このエラーメッセージが表示されたら、詳細情報をクリックします。

そして、下の方にある「Webページに移動(非推奨)」をクリックします。

これでそのサイトへのアクセスが可能となっています。

証明書の有効期限切れは、ウェブサイト管理者のうっかり系ミスが多く、危険度としては低いので、このように非推奨ではあるものの、サイトへはアクセスできるようにしているものと思います。

ただし、「全然問題ありません、安全です」とは言えないので、慎重にそして自己責任でアクセスするようにしてください。

何かあった場合や、ランサムウェアなどの被害に遭わないためにもセキュリティソフトの導入などをおすすめします。

Windows10用の軽いセキュリティソフト3選おすすめはこれだ!

DLG_FLAGS_SEC_CERT_DATE_INVALIDのメッセージ内容

最後にIE上に表示されるメッセージ内容を載せておきます。

最初に表示されるメッセージ

このサイトは安全ではありません

だれかが利用者を騙そうとしているか、サーバーに送信されたデータを盗み取ろうとしている可能性があります。このサイトをすぐに閉じてください。

このタブを閉じる

詳細情報

詳細情報をクリックした後に表示されるエラーコードとメッセージ

Web サイトのセキュリティ証明書はまだ有効になっていないか、有効期限が切れています。
エラー コード: DLG_FLAGS_SEC_CERT_DATE_INVALID

Web ページに移動 (非推奨)

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