44件の脆弱性に対応した「iOS 7.1.2」が公開。ダウンロード、インストールしても大丈夫?
iPhoneやiPadに搭載されているiOSの「iOS7.1.2」の配布が始まりました。
今回のアップデートでは、44件もの脆弱性を修正されていますので、早めに
アップデートをしたいところです。
今回のアップデートは、不具合の修正や安定性のアップと、44件の脆弱性に対応する内容。
あの、パスワードロックを回避できる脆弱性
「CVE-2014-1352」
や細工されたXBMファイルを読み込むとコードを実行される
おそれがある「CoreGraphics」の脆弱性
「CVE-2014-1354」
にも対処されています。
アプリケーションやプロセスの起動などを行う「launchd」や「WebKit」に
おける複数の脆弱性にも対応しています。
そして、「Siri」や「Safari」「メール」「カーネル」などの脆弱性も
解決されています。
一体、どれだけの脆弱性があったんだよ、と突っ込みたくなりますが。
では、早速ダウンロードとインストールを、、、
いや、ちょっと待ってください。
今まで経験された人もいるかもしれませんが、iOSのアップデータの適用は
リスクが伴います。
インストールはWi-Fi環境にいれば、自動的にされるので、それは良いとして
問題はインストールです。
まず、インストールには時間がある程度かかります。
以前のアップデートだと、数十分かかるものもありましたねぇ〜。
時間のない朝とかはしないようにしましょうね。
※私は時間のない朝にあててしまい、さらに正常に起動しなくなって
初期化と復元まで必要となって、結局その日はiPhone無しで会社へ
行かなければならないことがありました。
そして、アップデート後の動作です。
大丈夫だと思いますが、アップデートに失敗して初期化が必要になる
ケースが0とは言いきれません。
必ず直前にバックアップをとってからにしましょう。
あとは、ネットの情報を収集して、アップデートによるトラブルが
発生していないかチェック。
検索キーは以下のようなもので十分でしょう。
“iOS7.1.2″ ”トラブル” ”起動しない” ”起動不可” ”不具合”
問題ないことが確認できてから、アップデートをしましょうね。
あと、アップデート後は設定が変更されていないか、チェックも
忘れずに。
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