iPhoneのiOSでオレオレ証明書を使うことはできるのか?

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今回はiPhoneでオレオレ証明書を使うことができるのか?についての内容です

通常の利用で、あんまりiPhoneでオレオレ証明書を使う機会もないと思いますが、iOSとしてオレオレ証明書を使用することができるのか気になったので、調べてみました。

iOSでオレオレ証明書を使用することはできますが、追加設定が必要です。

iPhoneやiPadでオレオレ証明書を使用することはできますが、追加の設定は必要です。

iOS 10.3 以降では、証明書を含むプロファイルを手動でインストールした場合、SSL / TLS 通信に対してその証明書が自動的には信頼されないので、信頼させるための追加設定が必要となります。

iPhoneのiOSでオレオレ証明書を使う前に

「iPhoneのiOSでオレオレ証明書を使うことはできるのか?」――これは、セキュリティに対する重要な疑問です。AppleのiOSはセキュリティ面で厳重に設計されており、ユーザーのデータを守るための様々な仕組みが組み込まれています。

しかし、時折、ユーザーは独自の証明書を導入したいと考えることがあります。例えば、企業内での特定のアプリの使用や、特別なニーズに対応するためにオレオレ証明書を利用したいという場合があります。

iOSデバイスでオレオレ証明書を使用することの是非について、多くの議論があります。

一部の人々は、そのセキュリティリスクを指摘し、Appleのエコシステムで公式に認められた証明書のみを使用することの重要性を強調しています。

一方で、他の人々はカスタマイズ性や特定の目的において、オレオレ証明書を使用することが有用であると主張しています。

この記事では、iOSデバイスでオレオレ証明書を使用する方法の説明をしていますが、 iOSデバイスでのオレオレ証明書の利用が果たす役割と、それがもたらす影響についてもしっかりと考えてくださいね。

iOSでルート証明書を信頼させる方法

まずは証明書のインストールをさせる必要がありますが、その方法は以下のサイトを参照してください。

iOSへのルート証明書のインストール方法

インストールが完了したら、SSL / TLS 通信に対して証明書の信頼を有効にするために、

「設定」>「一般」>「情報」>「証明書信頼設定」

から、「ルート証明書を全面的に信頼する」で、証明書に対する信頼を有効にします。

これによりそのルート証明書は信頼され、オレオレ証明書が使える(エラーが出なくなる)状態になります。

「ルート証明書を全面的に信頼する」が表示されない

どうやら、構成プロファイルの下に証明書が正しくインストールされているのに「証明書信頼設定」画面の「ルート証明書を全面的に信頼する」の箇所にルート証明書が表示されない場合があるようです。

そうなると、ルート証明書の一覧に表示されないためオンにすることができません。

この場合、まず、当たり前ですが、最初から信頼されてるルート証明書は表示されません。
※そもそもプリインストールされているルート証明書を信頼する設定にしようとしないと思いますが。

手動でインストールしたルート証明書が表示されない場合は、例えば多階層の階層構造の証明書で中間証明書がインストールされていない場合かもしれません。

でも、これは検証していないので、何とも言えませんし、あんまり理にかなっていないですね。

まずはインストールしたルート証明書が本当にルート証明書であるのかを確認することをおすすめします。

まとめ

iOSデバイスでのオレオレ証明書の使用は、セキュリティと利便性のバランスを模索する中で、検討すべきトピックです。

一部のユーザーは、公式の証明書にのみ信頼をおくことでセキュリティを強調しますが、一方で特定のニーズに合わせてオレオレ証明書を利用したいと考える人もいます。

要するに、iOSデバイスでオレオレ証明書を使うことはできますが、その際にはリスクも伴います。

証明書の信頼性やセキュリティを考慮し、信頼できるソースからの取得を重視することが大切です。

最終的には、自身のニーズや状況に応じて慎重に判断することが重要です。

セキュリティを守りつつ、利便性を求めるバランスを見つけることが、iOSデバイスでのオレオレ証明書の安全な利用につながるでしょう。

証明書の選択や利用には慎重な検討が必要ですが、適切に扱えば、カスタマイズ性を求めるユーザーにとって有益な選択肢となることでしょう。

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