Apple IDがハッキングされて、iPhone iPad Macがロックされたらどうしますか。そのうえ金銭を要求されようものなら。。。
そうならないためにも、日ごろから対策をしておかなければなりません。
Apple IDが乗っ取られた場合の被害
Apple IDが乗っ取られると、端末を遠隔でロックすることが出来たり、iCloudのiPhoneを探す機能が利用できることになります。
すると、赤の他人がデバイスの場所を確認したり、紛失モードを有効にすることができることになります。
そして、この紛失モードを使うと、サウンドの再生、デバイスロック、はたまた身代金要求メッセージまで表示できるようになります。
悪意を持った人はこの機能を使って、ロックを解除して欲しければ、ということで金銭を要求してくるんですね。
金銭を要求された場合の対応方法
もしも、金銭を要求してくるメッセージが画面に出たとしても絶対に払ってはいけません。
払ったところでロック解除をしてくれる保証なんてどこにもありません。
むしろ、払ったことによりさらに要求がエスカレートしてくる可能性もあります。
Apple IDが乗っ取られた場合のアカウントへの対処方法
こんなことにならないようにしたいところですが、もしも、乗っ取られたら以下のように対処しましょう。
- まずはApple IDのアカウントにサインインができるか確認します。
- ログインできた場合は、すぐにパスワードを変更します。
- そして、念のためそのアカウントでログインしているすべてのブラウザ、端末からログアウトします。
ここでログインできないと、パスワードを勝手に変更されている可能性がありますので、すぐにパスワードのリセット行ってください。
デバイスがロックされた場合の対処
こうなると最悪ですが、デバイスがロックされてしまうことがあります。
でも、そんな場合でもiPhoneなどにパスコードを設定していた場合は、そのパスコードを入力すればロックの解除ができます。
問題はパスコードを設定していない場合です。
パスコードを設定していなかった場合は残念ながらロックの解除ができません。
こうなるとAppleのサポートに連絡しなければならないのですが、通常の場合は初期化した上でバックアップからリカバリするしかないようです。
被害に遭わないため、また、被害にあってもリカバリできる方法
最悪初期化のリカバリという方法がありますが、このような最悪の事態にならないためにも、日ごろから以下のような対応をしておきましょう。
iPhoneにパスコードを設定する
これでiPhoneやiPadに不正にアクセスされる可能性が非常に低くなります。
また、パスコードを設定しておけば、ロックの解除ができるので初期化しなくても済みます。
強力なパスワードを設定する
言うまでもないことですが、簡単なパスワードではなく推測しづらい強力なパスワードを設定しておきましょう。
2ステップ確認を設定する
Apple IDには2ステップ確認というものがあります。いわゆる二要素認証です。
追加のセキュリティ設定でリスクを軽減することができます。
バックアップをこまめにする
最悪、初期化をしなければならない場合でも、バックアップがあれば設定やメール、写真などを復旧することができます。
乗っ取りだけでなく、端末の紛失や故障の際にもバックアップがあれば今までの状態が復旧できるので、基本中の基本の対応と肝に銘じておくべきです。
ウイルス対策ソフトを導入する
MacとかiPhoneにウイルス対策ソフトなんていらないという人もいます。
そういうこともあってか意外に知らない人多いんですが、iPhoneにもウイルス対策ソフトって入れられるんです。
iPhoneユーザであれば、トレンドマイクロのウイルスバスターをおすすめします。
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